治療と副作用

ITP治療の参照ガイドを読んでいたら

とても興味深い記事内容がありました。

成人特発性血小板減少性紫斑病治療の参照ガイド 2012年版
https://www.jstage.jst.go.jp

すでにご存知の方は 
たくさんいらっしゃると思いますが
共有させてください。
ITP 治療経験の蓄積や長期的な臨床経過の追跡による
科学的な検証により,ITP における血小板減少がすべて
治療の対象ではないことが世界的に一致した意見となり
つつある。すなわち無治療でも 5∼10%の症例は自然に
血小板数が回復することや,出血傾向を主体とする臨床
症状や血小板数によって ITP を層別化し正常健常人と
の予後を比較した結果,血小板数 3 万/ml 以上では,一
般人口と比較して生命予後に大きな差がないことが
疫学的見地からあきらかにされた。
また現在の治療法による反応性、副作用を勘案すると 
ITP に因る出血死と治療による副作用死亡が
ほぼ同じであるなど、長期予後を考えると
血小板 3 万/ml以上の症例については無治療経過観察が
必ずしもマイナス要因ではないことが示されている。

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目標は、数値を正常に戻すことではなく

出血を防ぐ(数値を保つ)こと。

治療の副作用死亡とITPの出血死がほぼ同じ。
初めて知ったとき、驚いたな~
過去の主治医の先生の中に

血小板が3万~5万で、紫斑などの

出血症状無いのなら、様子を診ましょう

って言って先生が居たんだけど

そうゆうことか

大変な病気にかかっちゃったな~
明日は通院です。

明日の数値がよければ、2週間に1回になる

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