病気が教えてくれたこと。

病気が教えてくれたこと。

仕事をしている最中に、止まらない鼻血が原因で

急きょ入院することになりました。

学生の時からバイトばっかりで

就職してからすぐに一人暮らしを始めた私は

親や友達に連絡を取ることも滅多になくて、

入院することになって久しぶりにみんなに連絡してみた。 

想像以上に心配してくれる親と友達。

すぐ治して退院するから~って笑う私。(ちょっと嬉しい)

入院生活が長引いてきた時、

なかなか治らないことに気付いた。

ステロイド(プレドニン)の副作用のムーンフェイスで

ぱんぱんになった顔で、友達と会いたくなくなった。

脾摘をすると決めたのになかなか納得してくれない親に疲れた。

気づいたらイライラしてる時間が増えた。

考えることをやめようと思った。

先生も看護師さんも会社の人も、

大変だね、なんかあったら言ってねと声をかけてきたけど

そうゆう言葉も別に要らない、余計なお世話だった。
(ごめんなさい。)

病気が治らないストレスを、周りに八つ当たりした。

言われて傷ついた言葉はたくさんあった気がするけど

実際はほとんど覚えてない。(記憶から抹消

それでも忘れずに覚えているのは

脾臓摘出術(脾摘)をして、数値が0.1万に下がり

絶望で泣いていたときにある看護師さんから言われたこと。

「あなたより小さくても頑張っている子はたくさんいるんだから泣くのはやめなさい。」

今書きながら思い出して鼻で笑える。

あと意外に、同じ血液内科にいた他の患者さんの一言。

「若いんだから早く治しなさい」とか。

「あなたは治るんでしょ?」とか。

(え、こんなことで傷ついてた私は弱いのかな・・

でも傷ついたからこそ、強くならなきゃって思ったし、

私はそうゆう人にならないように気を付けよう、と思った。

人の心の痛みをわかる人って、

本当にすごいなって思います。

今日はこんなところで。

まとまらない話を見ていただきありがとうございました。

<宮古島@どこかの橋>
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